編集者のオフの日の過ごし方<箱女U>
2010年 12月 02日
「編集者のオフの過ごし方」みたいな雑誌特集があるとなんのライバル意識か知りませんが、思わず読んでしまいます。
そういうのに出てくる「編集者」っていうのは、もれなくおしゃれで生活感がなくて、なんか…ねえ。キラキラしてるんですよね。
ブランドもののなんとか、とか、あそこの高級レストランが行きつけで、とか。
リビングの編集スタッフは女性ばかりですが、そうですねえ…いい意味で、そういう感じではありません。
(編集のみなさん、すみません。褒めてるんです)
そんなわけで、某先輩編集者と私の2人のオフを今日はカミングアウトします。
毎年この季節になると、熊本のとある農村の公民館で行われる、「ゆずマーマレード作りのお誘い」が、先輩編集者のもとへ届きます。もはや年中行事のようになっていて、毎年連れていってもらっています。
今年も、地元の女性達に教わりながら、柚子と砂糖と水だけの無添加のマーマレードを、魔女が使うような大きな鍋でぐつぐつ煮て、大量のジャムを製造しました。
マーマレードはそれはそれは絶品なのですが、その話は置いといて。
この日は地区の収穫祭でもありまして。
女性たちはマーマレードのほかに、猪汁や煮物などその土地ならではのごちそうを作り、男性たちは屋外で魚を焼いたり、竹筒を使ったかっぽ酒&飯を作ったりします。
「おさかな」
「もちつきがんばれ」
(今年は竹筒バウムクーヘンもありました)
マーマレード作りはなかなかどうして体力勝負なので、慣れない私たちは、ふと疲れたときに,
男たちのいる庭へ、ふらりと気分転換がてらに逃亡することもあります。そこで、先輩のほうの編集者は今年、あるものを目にしてしまいました。
「あ、竹馬」
奇しくもその日の先輩はジーンズをロングブーツにインのジョッキースタイル。
「私ね、竹馬うまいのよ」
そうつぶやいたかと思えば、次の瞬間にはひらりとライドオンしていました。
実はこの先輩、「身長が180センチあるんじゃないか」という噂の女性。
竹馬にのれば…もうそれがどれだけの高さなのか、私には分かりません。
しかも先輩は冗談抜きで竹馬がうまく、後輩の視界を右から左へ、左から右へとけっこうなスピードで疾走。
この様子、ちょっとした3Dの映画よりも迫力というか見応えがありました。
「対峙」(固まる後輩の娘)
「あ、やべ」
「逃亡」
そのうち、地元の町会議員のドンであるおいちゃんが、颯爽と(竹)馬を乗りこなす先輩に負けじと、「きみは後ろには下がれるかね?」と宣戦布告。
先輩VS地元町会議員のドンの竹馬後ろ下がり対決も行われました。
(超難しいのに、二人ともらくらくクリアで勝負になりませんでしたが)
その後も、先輩は(竹)馬で熊本の大地を風を切って駆け抜けていました。
「はい。職業は編集者です。エディター? ええ。そうともいいますね。オフの日ですか? いつも都会の喧噪にもまれているので、休日は自然の中で過ごすことが多いですね。たまには趣味の乗馬も。おしゃれ? いえ、そんなことないですよ。普通ですよ」
的な感じです。
そういうのに出てくる「編集者」っていうのは、もれなくおしゃれで生活感がなくて、なんか…ねえ。キラキラしてるんですよね。
ブランドもののなんとか、とか、あそこの高級レストランが行きつけで、とか。
リビングの編集スタッフは女性ばかりですが、そうですねえ…いい意味で、そういう感じではありません。
(編集のみなさん、すみません。褒めてるんです)
そんなわけで、某先輩編集者と私の2人のオフを今日はカミングアウトします。
毎年この季節になると、熊本のとある農村の公民館で行われる、「ゆずマーマレード作りのお誘い」が、先輩編集者のもとへ届きます。もはや年中行事のようになっていて、毎年連れていってもらっています。
今年も、地元の女性達に教わりながら、柚子と砂糖と水だけの無添加のマーマレードを、魔女が使うような大きな鍋でぐつぐつ煮て、大量のジャムを製造しました。
マーマレードはそれはそれは絶品なのですが、その話は置いといて。
この日は地区の収穫祭でもありまして。
女性たちはマーマレードのほかに、猪汁や煮物などその土地ならではのごちそうを作り、男性たちは屋外で魚を焼いたり、竹筒を使ったかっぽ酒&飯を作ったりします。
「おさかな」
「もちつきがんばれ」
(今年は竹筒バウムクーヘンもありました)
マーマレード作りはなかなかどうして体力勝負なので、慣れない私たちは、ふと疲れたときに,
男たちのいる庭へ、ふらりと気分転換がてらに逃亡することもあります。そこで、先輩のほうの編集者は今年、あるものを目にしてしまいました。
「あ、竹馬」
奇しくもその日の先輩はジーンズをロングブーツにインのジョッキースタイル。
「私ね、竹馬うまいのよ」
そうつぶやいたかと思えば、次の瞬間にはひらりとライドオンしていました。
実はこの先輩、「身長が180センチあるんじゃないか」という噂の女性。
竹馬にのれば…もうそれがどれだけの高さなのか、私には分かりません。
しかも先輩は冗談抜きで竹馬がうまく、後輩の視界を右から左へ、左から右へとけっこうなスピードで疾走。
この様子、ちょっとした3Dの映画よりも迫力というか見応えがありました。
「対峙」(固まる後輩の娘)
「あ、やべ」
「逃亡」
そのうち、地元の町会議員のドンであるおいちゃんが、颯爽と(竹)馬を乗りこなす先輩に負けじと、「きみは後ろには下がれるかね?」と宣戦布告。
先輩VS地元町会議員のドンの竹馬後ろ下がり対決も行われました。
(超難しいのに、二人ともらくらくクリアで勝負になりませんでしたが)
その後も、先輩は(竹)馬で熊本の大地を風を切って駆け抜けていました。
「はい。職業は編集者です。エディター? ええ。そうともいいますね。オフの日ですか? いつも都会の喧噪にもまれているので、休日は自然の中で過ごすことが多いですね。たまには趣味の乗馬も。おしゃれ? いえ、そんなことないですよ。普通ですよ」
的な感じです。
by livifuku | 2010-12-02 16:45 | 雑記